PTFEとPFOAってなに?

PTFEとPFOAってなに?

宅配ピザより美味しい冷凍ピザ♪

PTFEとPFOAってなに?

わかりやすく、簡潔に説明します。

PTFE

フライパン,フッ素,テフロン,PTFE,PFOA

PTFE⇒ポリテトラフルオロエチレン(Poly Tetra Fluoro Ethylene)の略

 

要はフッ素化炭素樹脂のことです。フッ素化炭素樹脂がわかりませんよね?(笑)これは、一般的なフッ素樹脂加工で使われている物質で、フッ素加工品の60〜70%を占めます。フライパンなどの調理器具以外にも、医療品から工業製品までさまざまな分野で使われています。特に高温にしなければ危険もなく、わたしたちの普段の生活でもいいろんな場面で使われているんです。そして、物理的に削れたり、破壊したりしなければ半永久的に使える優れものなんです。

 

でも、加熱調理器具で使ってしまうと…、260℃で劣化がはじまり、350℃で分解されてしまいます。このときに発生する物質がヤバイんです。微量であっても鳥類が死んでしまうくらいの毒性があって、人体でもポリマーガス熱(インフルエンザのような症状)が発生します。

 

ま、350℃とかにならなければ問題ないんですが…。ただ、魚の切り身1切れなど、フライパンの表面に食材が乗らない部分が多い場合は、フライパンの空いているスペースで空焚き状態になり、350℃を超えてしまう場合があるので注意が必要になってきます。

 

PFOA

PFOA⇒パーフルオロオクタン酸(Per Fluoro Octanoic Acid)の略

 

完全に人工的な化学物質で自然界には存在しない物質です。何に使うのか…?というと、PTFEを基材と接着するための助剤なんです。フライパンや鍋などの焦げ付き防止に使われています。これが怖いんですが…。2005年アメリカ合衆国環境保護庁により発ガン性の可能性が指摘されています。

 

使っちゃダメなの??

フライパン,フッ素,テフロン,PTFE,PFOA

高温にならなければこれらの有毒物質は発生しないので問題ないんです。ただ、アメリカでは260℃ドイツでは230℃が使う上で安全な最高温度に指定されています。だいたい、260℃でPTFEの酸化した超微粒子が飛びはじめて、360℃を超えると有毒ガスが発生することが確認されています。なので、これら有毒物質が気になるあなたはフッ素、テフロン加工の調理器具は使わないほうがいいです。使わないほうが安心です。こうなると、選べるフライパンが絞られちゃいますね。ここで、安全なフライパンを種類別で紹介しておきます。

 

鉄、ステンレス

コーティングされていないから、有害物質の心配がありません。ただ、使い方に慣れないと焦げ付きます。
しかし、熱伝導率がいいので、とても美味しく調理できます。焦げ付いてもガシガシ洗ってOK。ヘビーユーザーにおすすめ。そもそも、コーティングされてないから、剥がれる心配なし!
鉄フライパンの管理人おすすめ

 

高級フライパン

コーティングが安心。PTFEもPFOAも使用していません。ruhru(ルール)フライパンはチタニウムコーティング。スイスダイヤモンドはPFOAを含まないコーティングが施されています。鉄やステンレスのフライパンを上手に使う自信がないあなたにおすすめ。コーティングの安全性もさることながら、鉄並みの熱伝導率を誇ります。なので、鉄並の美味しい調理が出来て、お手入れはフッ素コーティング並の簡単さ!火力も中火〜弱火で十分なので、ガス代の節約にも!ただし、扱いは丁寧にする必要があります。
フライパンを丁寧に扱えるあなたにおすすめ!
ruhru(ルール)フライパンの詳細
スイスダイヤモンドフライパンの詳細

 

 

 

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